2020-01-01から1年間の記事一覧
『知覚力を磨く 絵画を観察するように世界を見る技法』(神田房江・法人教育コンサルタント、美術史学者)/ダイヤモンド社 「知覚力」とは、目の前の情報を受け入れ、独自の解釈を加えるプロセスのこと。 知覚は知的生産の最上流にあるもので、思考以前の力…
疫病退散の願いを込めて、 湘南美術アカデミー代表の彫刻家・三木勝が 「アマビエ」を作成しております。 流行語大賞の候補にも挙がった「アマビエ」とは、江戸時代の終わりごろに、肥後(熊本県)の海中から出現し、 「疫病が流行するので、私の姿を描いた…
『ある画家の数奇な運命』を見てきました。ゲルハルト・リヒターの人生をモデルにしたフィクションです。 現代美術の巨匠と言われるリヒター。最近では、2020年10月8日にポーラ美術館が、香港のサザビーズでリヒターの作品を約29億円で落札(アジアのオーク…
鎌倉のジャックと豆の木で、 湘南美術アカデミーの蝦名協子先生と生徒さんの作品展「第9回大人のアトリエ展」が開催されています。 蝦名協子先生(国画会会員)の作品 生徒さんたちのコラージュ作品。 自粛中にそれぞれご自宅で制作されたものです。一枚ずつ…
サントリー美術館で「日本美術の裏の裏」を見てきました。 なんとなく見ていた作品も、新たな見方を知ることで、いきいきと心に入ってくるものですね。丸山応挙の青楓瀑布図 この絵を前にした時、どんな気持ちになりますか? 写実的だ、さわやかな色彩、など…
井手章先生のカラーコーディネーション体験講座に参加しました。今回はウォッシング技法でのミニ作品を作りです。マスキングした部分はベースの色になり、それ以外は指した色になり、版画のような風合いが出て きます。 画用紙を水張りするところから習いま …
ウクライナというと、多くの方が思い浮かべるのが、映画『ひまわり』の、ひまわり畑。 湘南美術アカデミーでは、ここ数年の間に、5人のウクライナ人のモデルさんに来ていただいており、 生徒さんの間でも、この映画の話題が出ることも多く、ずっと気になっ…
小道を歩いて、美術館前の一色海岸へ併設のカフェレストランからの眺め 葉山の海が一望できます。 神奈川県立美術館 葉山で、日本・チェコ交流100周年「チェコ・デザイン100年の旅」www.moma.pref.kanagawa.jp を見てきました。チェコというと、ミュシ…
13日まで、鎌倉のジャックと豆の木で、湘南美術アカデミー 三木勝教室 第24回 湘南デッサン会展が開催されています。疫病退散のために、湘南の海から上がってきた「湘南アマビエ」は、2000円(税込み)です。 サーファーガールをイメージした、かわいい陶器…
いよいよ人物デッサンです。 これまでの集大成として、人物画を描きましょう。 モデルは、ビキニスタイルの女性です。 本物を見て描くことは、三次元感覚を身につけるために、 とても大事なことなのだそうです。 本物を見て、「命の流れを感じとっていく」こ…
今回は、木炭で、ヘルメスの胸像のデッサンをします。 三木先生が「何回見てもよくできた像」とおっしゃるこちらの石膏像は、紀元前4世紀の有名なアッティカの彫刻家・プラクシテレスの「ヘルメスと幼児ディオニュソスの彫像」という全身像から、切り取った…
明治から昭和にかけての浮世絵師、日本画家、随筆家である鏑木 清方(かぶらき きよかた)の、記念美術館に行ってきました。 ただいま、「きらめく夏 清方と遊心庵」展が開催されています。上村松園、伊東深水と並び称される美人画の大家ですが、単なる美人…
映画「ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像」を見てきました。小さな画廊の年老いたオーナーが主人公のフィンランド映画です。 美術商の、「最後の大勝負(オークション)」というタイトルは、とても気になったものの、 kiitos(キートス・ありがと…
鎌倉 小町通り入口の、アイザ鎌倉で、湘南美術アカデミーの展覧会が始まりました。 講師と生徒さんの合同展です。 国画会、新制作など会派もそれぞれの、個性豊かな先生方の作品を楽しめます。 師事していらっしゃる生徒さんの作品も、魅力溢れるものが揃い…
久しぶりの展覧会です! スタートはそごう横浜店の「ラリック・エレガンス」展。 本物を見る、ってこんなに嬉しいことなんですね! アール・ヌーボーのガレやドームも素敵ですが、ラリックの透明感やオパルセントが心に響き、 新鮮な喜びで満たされます。ユ…
日本橋高島屋 本館6階の美術画廊で、 湘南美術アカデミー日本画講師の、松谷千夏子先生の展覧会「日々と木々」が開催されています。岩絵の具の風合いと、吟味しつくされた一本のラインが作る、みずみずしい作品たち。 花や葉っぱや女性たちは、松谷先生らし…
6回目のライブデッサンは、ミロのビーナスです。 古代ギリシアで制作された石膏像の頭部を描きます。1820年、メロス島(現代ギリシア語でミロ)で発見されたころから、ミロのビーナスといわれています。ルーヴル美術館で全身像をご覧になった方もいらっしゃ…
ライブデッサンも5回目となりました。 彫刻家のライブデッサンVol.5_カンボジアの仏像を鉛筆で描く これまで学んだ、球、立方体、円筒の三要素の応用で描けるモチーフです。 石膏像と違ってブロンズ像はブルーグレーという濃い色をしているので、やわらか…
ライブデッサンVol.3_マグカップを鉛筆で描く 円筒のレッスンです。簡単なモチーフならではの、線を引く練習になる課題です 陶器の質感を、線の強さと引き方で表します。落とすと割れてしまう、陶器の脆い硬さは、どのように出していくのでしょうか?消す道…
現在、湘南美術アカデミーの代表、彫刻家・三木勝のライブデッサンをユーチューブでご覧いただけます。 鉛筆での球体、立方体、コーヒーカップ(円筒形)、木彫に続き、石膏像、木炭を使用しての石膏像など、次々とアップしていく予定です。 デッサンの勉強…
新型コロナウイルスの影響で、多くの美術館が休館していますね。 美術館と満開の桜と明るい空。毎年変わらない、幸せな上野の風景だと思っていましたが、今年は、予想もしない桜の季節になってしまいました。 感染されて苦しんでいらっしゃる方も多い中、一…
藤沢OPA 各階、階段フロアが、湘南美術アカデミーのギャラリーになっています。中学生の可愛らしいネズミの水彩画、模写作品、ボタニカルアートなど、湘南美術アカデミーの各クラスの、さまざまな作品が同時に楽しめます。 湘南美術アカデミー
国立新美術館で開催中の日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念 ブダペスト国立西洋美術館 & ハンガリー・ナショナル・ギャラリー所蔵「ブダペストーヨーロッパとハンガリーの美術400年」展に行って来ました。 ブダペスト国立西洋美術館とハンガリー・ナ…
『盗まれたカラヴァッジョ』を見てきました。 カラヴァッジョの「キリスト降臨」をめぐるサスペンス映画です。ロベルト・アンドー監督が、自身の出身地でもあるパレルモで1969年に起きた、 世界10大美術品盗難の一つとされる未解決のカラバッジョの名画「キ…
東京国立近代美術館で、「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」を見てきました。『「窓学」を主宰する一般財団法人 窓研究所とタッグを組んで行われるこの展覧会では、 アンリ・マティスの絵画からカッティングエッジな現代美術、 また美術の枠を飛び出して世…
日本橋の[http://www.mitsui-museum.jp/:title=三井記念美術館で「国宝 雪松図と明治天皇への献茶」を見てきました。新春恒例の円山応挙の「雪松図屏風」と、令和改元にちなんで、 皇室に関する品が展示されています。明治20年(1887)に京都御所御苑で、16…
神奈川県立近代美術館 鎌倉館は、「鎌倉文華館鶴岡ミュージアム」としてオープンしています。 和モダンで開放的な雰囲気のカフェは、とてもオシャレ。 2010年に倒れた大銀杏の一部が展示されていました。 神奈川県立近代美術館 鎌倉別館では、リニューアル・…
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中庭から眺める、鍋島正一先生の「揺れるベネチア」。 昨年の新制作展でも、話題になった作品です。 見逃してしまった方はぜひ、揺れる絵画を見にいらしてくださいね。アイザ鎌倉の「アートギャラリー鎌倉小町」で、19日まで、「湘南有名作家グループ展」…