根津美術館 鈴木其一 夏秋渓流図屏風

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根津美術館
「鈴木其一・夏秋渓流図屏風」の展覧会を見てきました。

鈴木其一(1796~1858年)は
尾形光琳に私淑した、江戸琳派の開祖である酒井抱一の高弟です。

鈴木其一は江戸琳派の代表的な絵師ですが、その作品は
江戸琳派の作風にとらわれない個性的なものです。

代表作である今回展示された『夏秋渓流図屏風』は、
写実的でありながらデザイン性があり、なんとも言えない魅力がありました。

青い流れに描かれた金線やツブツブの苔が、幻想的な怪しさを醸し出している感じです。
一匹の蝉、細密に描かれた百合と簡単にかかれた笹の対比も不思議です。

酒井抱一の『青楓赤楓図屏風』
円山応挙の『保津川図屏風』
山本素軒の『花木渓流図屏風』
などの展示作品と其一作品との関連性を読み解ながらき、鑑賞していくことができるのもこの展覧会の見どころです。

そして大和絵仏画鳥獣戯画など、其一のさまざまな画風のです作品を通して多彩な其一の姿を見ることができます。

ところで『夏秋渓流図屏風』の屏風の縁は真っ赤!!この真っ赤と左隻の枯葉の赤がリンクしているよう。これがまた薄暗い会場で、不思議な空気を作っているのです。
このようなインパクトのある縁は見たことがなかった気がします。
どのような経緯でこの縁になったのでしょうか??

鈴木其一の魅力がたっぷり味わえる展覧会です。

湘南美術アカデミー

武田教室の稲庭さんの水彩画展

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水彩画の武田教室の生徒さん、
稲庭紘子さんの水彩画展が、16日まで、
横浜そごう9階のギャラリーで開催中です。

「人生80年の節目に趣味で描いてきた水彩画の展覧会」とのことです。
稲庭さんの美しい作品の数々は、
水彩画の魅力とともに、水彩画を趣味に持つことの人生の豊かさを教えてくれました。

ぜひご覧ください。

湘南美術アカデミー

ギャラリー向日葵で蝦名協子展 14日までです。

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湘南美術アカデミーの蝦名協子先生の個展が、銀座のギャラリー向日葵で開催中です。

会場に入ると、そこは丸ごと蝦名先生の世界!
やっぱり個展はいいなーと思いました。

クリスマスの雰囲気に変わりつつある銀座の街も素敵ですよ。

湘南美術アカデミー

ジョブスの美の原点 損保美術館「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」展 12月26日までです。

新しくなった損保美術館で「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」展を見てきました。

平塚美術館の川瀬巴水展と、違った企画で、こちらも魅力がある展覧会でした。


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左側の作品は、Appleの共同設立者の一人であり、アメリカの起業家、実業家。工業デザイナーであるスティーブ・ジョブスも持っている一枚です。

ジョブスは10代の頃に巴水の作品に出会っていたそうです。カリフォルニア州サニーベールに住む友人ビルの家の居間に巴水の作品がかかっていたのです。
ビルの祖父のバンビさんの父親が1930年代の大恐慌の頃から
シカゴの職場に行く途中の画廊で巴水の作品に一目惚れし、買い集めたもの。

「シンプルがいい。この美的センスが好きだ。この感性が好きだ」と、スティーブはバンビさんに、3点の巴水の新版画を分けて欲しいと頼んだそうです。

「巴水こそジョブスの美の原点」と、ビルは言います。
「 あれがすべての始まりだった。10代で出会った新版画から受けたインスピレーション アップルでつくった製品に表れている シンプルさとエレガントさへの愛着が表れてている」

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アップル社のマッキントッシュを専門に扱う雑誌の創刊号に、
樋口五葉の「髪梳ける女」を元にした画像が使われています。

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写生が何点かありましたが、どれも素晴らしいのです。
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右が巴水。左に摺師の斧銀太郎。
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スティーブ・ジョブスの美の原点を、ぜひご覧ください。
ビジネスマンの方にも、ぜひご覧いただきたいです。

湘南美術アカデミー

アイザ鎌倉 鍋島教室展開催中 11月7日までです。

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二階ギャラリーには、ペン画が並びます。
ヨーロッパをイメージした街並みは、すべて空想上のものだそうです。
計算しつくされた街並みの存在感がリアルで、作品の前に立つと、まるで、その街にいるかのような気がしてきます。
密度の濃い、これほど大きなペン画作品は見たことがなかったので、驚きでした。
なかなか見る機会がない作品だと思いますので、ぜひご覧ください。