Bunkamura ザ・ミュージアム「マリー・ローランサンとモード」展 4月9日までです。

《ニコル・グルーと二人の娘 ブノワットとマリオン》1922年 Bunkamura ザ・ミュージアムで「マリー・ローランサンとモード」展を見てきました。 ともに1883年に生まれ、パリで活躍したマリー・ローランサンとココ・シャネル。美術とファッションの境界を交差…

高松三越美術画廊「鍋島正一 個展 -光の街・水の國-」7日までです。

湘南美術アカデミーの講師であり、新制作協会で活躍されている、鍋島正一先生の個展が高松三越で開催されています。 光と水をテーマに、長く滞在したイタリアの風景と日本ならではの風景を描いた珠玉の作品の数々をご覧いただけます。 6年ぶりの開催となりま…

藤沢市民ギャラリー「アクア彩展」

蝦名協子先生の作品 蝦名協子先生の生徒さんによる、アクア彩展を見てきました。 蝦名先生が選んだ、ピカソ、セザンヌ、ブラック、デ・キリコの作品といくつかのモチーフを、生徒さんが自由に組み合わせて制作します。 キュビスムをはじめとする20世紀美術…

鏑木清方記念美術館「うつりゆく時代を見つめて―江戸から東京へ―」

鏑木清方記念美術館「うつりゆく時代を見つめて―江戸から東京へ―」を見てきました。 「暮れゆく沼」(明治33年、1900)という作品がありました。 若い女性が草の上に座って横笛を吹いています。働く日常着のような着物で藁草履、という素朴な姿ですが…

静嘉堂文庫美術館@丸の内「初春を祝う―七福うさぎがやってくる!」

静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内) で「初春を祝う―七福うさぎがやってくる!」を見てきました。横山大観の「日の出」ほか、初春らしいおめでたい作品が並ぶ展覧会でした。 中でも、総勢58体の御所人形の一大群像「木彫彩色御所人形」の華やかさといったら…

泉屋博古館東京「不変/普遍の造形ー住友コレクション中国青銅器名品選ー」

泉屋博古館東京で 『不変/普遍の造形―住友コレクション中国青銅器名品選―』を見てきました。住友家15代当主の住友春翠が、煎茶席に飾る美術品としてコレクションしたものです。なんとも不思議で凝った文様や形状の青銅器の数々! 中国青銅器とは、神々に捧げ…

鏑木清方記念美術館「冬の輝きー美人画と押絵羽子板ー」展

鏑木清方記念美術館で「冬の輝きー美人画と押絵羽子板ー」展を見てきました。 『鏑木清方は、明治11年、東京神田に生まれました。幼い頃から文芸に親しんで育ち、その画業のはじまりは挿絵画家からでした。のちに肉筆画に向い、清らかで優美な女性の姿や、い…

「板谷波山展」泉屋博古館

泉屋博古館東京で「板谷波山の陶芸」展を見てきました。生誕150年の記念展 です。 板谷波山(1872-1963)は陶芸家として初めて文化勲章を受章した日本陶芸界の巨匠。91歳でなくなっています。 日本の陶芸の歴史は古く、縄文時代から始まっています。 …

マリー・クワント展 Bunkamura ザ・ミュージアム 2023年1月29日(日)までです。

BunkamuraBunkamura ザ・ミュージアムで2023年1月29日(日)まで開催中 「マリークワント展」を見てきました。60年代のストリートカルチャーを牽引した、マリー・クワントの業績をたどる展覧会で、 マリー・クワントの出身地イギリスでは約40万人が訪れた注…

横須賀美術館「開館15周年 生誕120年 猪熊弦一郎展」

横須賀美術館で「開館15周年 生誕120年 猪熊弦一郎展」を見てきました。 90歳でこの世を去った猪熊弦一郎さんの作品からは、 明治、大正、昭和、平成の、その時代の空気を感じとることができました。猪熊さんヒストリーとともに変わっていく作風!死…

茅ヶ崎市美術館「THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦」11月6日(日)までです。

お庭も美しい茅ヶ崎市美術館。ただの黄色いお花だと思ったら、かわいいヒヨコが。何のお花でしょうか。ぜんぶがピヨピヨになるのでしょうか? 茅ヶ崎市美術館で「THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦」を見てきました。 「新版画」とは、浮世絵版画(錦絵)の…

鏑木清方記念美術館「鏑木清方と渡辺省亭 ―江戸画人の水脈―」展 10月19日まで

にぎわう小町通りから、ちょっと脇に入ったところにある、鎌倉市鏑木清方記念美術館。日本画の巨匠、鏑木清方作品の展示と、清方の画室や客間の床の間を見ることができます。 今回の展覧会では、2021年の東京芸術大学大学美術館の渡辺省亭展にも展示された『…

「運慶 鎌倉幕府と三浦一族」展 横須賀美術館から金沢文庫の巡回展

横須賀美術館で「運慶 鎌倉幕府と三浦一族」展 を見てきました。 運慶は、鎌倉幕府という新政権と密接に結びつき、北条氏からの信頼を背景に、東国での活躍の場を得、浄楽寺(横須賀市芦名)に残る1189年作の諸像をはじめ、横須賀ゆかり氏族・三浦一族の造仏…

蝦名協子先生のクラス「大人のアトリエ」有志展

鎌倉のギャラリーカフェ、ジャックと豆の木で、蝦名先生の生徒さん7名による、なないろ展が開催されています。 11日までですので、ぜひお立寄りください。http://jack-bean.jp/index.html 「マティスによせて」 マティスをイメージしてのコラージュ作品です…

モダングラフィック デザイン科受験対策

本日は、デザイン科受験対策です。バウハウスのイッテンの授業と同じ課題で、 色彩表現を学びます。peaceful 平和的な 静かな kinetic 動的な(アクティブ)それぞれを5〜8色の色で表現する。1色2,5×2,5 6×6センチの正方形に仕上げる。 先生と生徒さんの…

モダングラフィック デザイン科受験対策2

今回は、多摩美術大学グラフィックデザイン科の入試問題の解説をいただきました。ネットに掲載されている合格者の作品をご覧くださいね。生徒さんの作品月と鳥を選んで、鶴が飛び立つ瞬間。花札をイメージしたそうです。色彩構成 採点ポイントは以下です。こ…

モダングラフィック デザイン科受験対策1

今回のモダングラフィックの授業は、美大受験の出題問題です。「花・鳥・風・月」の中から2つ以上のモチーフを選び「moment」の文字を配して色彩構成を制作しなさい。用紙はB3。設定したモチーフの解釈と表現方法は自由。文字は見本を忠実に拡大し1回だけ使…

新規開講 デジタルアート・デザイン教室

お待たせいたしました! たくさんのご要望をいただいていた、デジタルアートのクラスを、いよいよ8月15日より開講することとなりました。パソコンで絵を描いたり、写真を加工したり、動画を編集したり、基礎を学べるクラスです。 講師は、東京造形大学デザイ…

モダングラフィック デザイン科受験対策

今日の課題は 美大受験問題です。視覚表現地球環境という言葉からイメージするかたちを視覚表現しなさい(抽象でも具象でも)制限時間は5時間 用紙はB3 くらいポイントは、視覚表現により自分の言いたいことを伝えるということ。合格者の作品には 温暖化 豪…

泉屋博古館東京「光陰礼讃」展

モネからはじまる 住友洋画コレクション住友洋画コレクションの特徴は、同時代の印象派と古典派作品が揃って収集されていることです。今回の展覧会は、 光を追い求めた印象派と陰影表現による実在感を追求した古典派を光陰ととらえこの2つの流れから 近代洋…

湘南ボタニカルアート展 小島万里子先生

]]湘南美術アカデミー 小島万里子先生のボタニカル教室の作品展です。今回も素晴らしい作品が揃いました。 ボタニカルアートは空間を親密にしてくれます。31日まで、 ODAKYU湘南GATE6階の 藤沢市民ギャラリーで開催しています。 [

TOKYO MIDTOWN AWARD2022

[ ] https://www.tokyo-midtown.com/jp/award/ 東京ミッドタウンが開催している「TOKYO MIDTOWN AWARD」「世の中をよりよくするデザインと、世の中へ新しい視点を投げかけるアート」をテーマとするアワードはデザインコンペ、アートコンペの2部門で開催。JAP…

横浜そごう「空箱職人はるきる展」7月3日までです。

「空箱職人はるきる展」を見てきました。幼稚園の頃から工作が大好きだったそうです。箱の形や色や模様から湧いてくるというイメージも、工作テクニックも卓越しています。 そして繊細でセンスがいいのです。はるきる君も優しいお声の素敵な方でした!とくに…

サントリー美術館「大英博物館 北斎―国内の肉筆画の名品とともに―」

「大英博物館 北斎―国内の肉筆画の名品とともに―」を見てきました。西洋を驚かせた「HOKUSAI」の傑作が東京へ里帰り北斎のコレクターである肖像画家のチャールズ・ヘーゼルウッド・シャノンは、北斎と同時代に活躍した西洋の巨匠を引き合いに出して「ターナ…

損保美術館「シダネルとマルタン展」

損保美術館で、19世紀末から20世紀初頭のフランスで活躍した画家の、シダネルとマルタンの展覧会を見てきました。印象派を継承しながら、新印象主義、象徴主義など同時代の表現方法を吸収して、独自の画風を確立した2人は、「最後の印象派」といわれる世代の…

国立新美術館「メトロポリタン美術館展」30日までです。

国立新美術館で開催中の「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」へ行って来ました。65点のうち、46点は日本初公開の作品 です!ルネサンス(15世紀)からポスト印象派(19世紀)まで、巨匠の名作が並びます。素晴らしすぎる展覧会でした。 カルロ・クリヴ…

根津美術館「燕子花図屏風の茶会」15日までです。

毎年、庭園のカキツバタがちょうど咲く頃に、 尾形光琳の燕子花図屏風の展示があります。今年は見頃を過ぎてしまいました。 https://www.nezu-muse.or.jp/sp/exhibition/index.html昭和12年5月に東京・青山の根津邸で、当時の財政界の名士を招き、催された、…

新国立美術館で3年ぶりの国展。16日までです。

会員 蝦名協子先生 〈人・闇の中から〉 二宮文子さん 日塔憲男さん蝦名協子先生のお教室で学ぶ生徒さん、高野ユキ、富田多佳子、日塔憲男、二宮文子さん全員が入選しました。皆さんすでに会友です。 コロナ禍であっても、変わらず作品に取り組んでいらっしゃ…

パナソニック汐留美術館「ピカソ ひらめきの原点」

[イスラエル博物館が所蔵するピカソの作品を中心に、70年にわたる創作軌跡を辿る展覧会です。次々と画風を変えたピカソ。 女性も次々変わっていきます。 《泣く女》 のモデルとなったドラ・マールや、ピカソの愛人にしてミューズであったマリー・テレーズ。4…

横浜そごう「魅惑のミニチュア ドールハウスの世界展」

現代日本のドールハウス作家さんの作品。 引き込まれるような奥行きの世界!横浜そごう美術館で「魅惑のミニチュア ドールハウスの世界展」を見てきました。箱根ドールハウス美術館より イギリスヴィクトリア朝時代のドールハウスや世界のドールハウス、 日本…