東京国立近代美術館で、「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」を見てきました。
『「窓学」を主宰する一般財団法人 窓研究所とタッグを組んで行われるこの展覧会では、
アンリ・マティスの絵画からカッティングエッジな現代美術、
また美術の枠を飛び出して世界の窓の歴史まで、さまざまな切り口で窓についてご紹介します。
美術家たちが愛し、描いた窓辺の情景や、日常生活に活かせる窓の知識などが、ジャンルを横断して会場に並びます。』
美術館前庭の、藤本壮介<窓に住む家/窓のない家>
エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー
ハンス・リヒター
コレクションの展示も見応えがあります。
オスカー・ココシュカ<アルマ・マーラー>の肖像
アルマは、作曲家、グスタフ・マーラーの妻であり、マーラー没後は、ココシュカの恋人となり、
さらにはバウハウスを設立した建築家グロピウスと再婚したという、華麗なる経歴の女性!
東北大学五十嵐太郎研究室制作、全長12メートルの窓と建築とアートの歴史をたどる年表
窓から外を見るだけでなく、窓から中を見ることもできる。
窓から外に出ることもできるし、窓から中に入ることもできる。
窓から、他の窓の中を見ることもできる。
中と外の世界を、隔て、繋ぐ「窓」とは、なんと不思議で想像の可能性に満ちていることか。
芸術家たちの作品を通して、窓の魅力にふれる展覧会でした。
竹橋駅 パレスサイドビルのアラスカは、眺めのよいフレンチレストランです。
湘南美術アカデミー