あいざ鎌倉「竹内文子木彫木目込人形展」2月3日までです

湘南美術アカデミー彫刻教室の生徒さんの竹内文子さんの初個展です。

竹内さんは日本工芸会人形部会準会員。1987年に木彫人形作家芹川英子氏主宰桐彩会に入門され、1995年日本工芸会人形部会入選、2008年日本伝統工芸展入選というキャリアの方です。

体感して初めてわかった雪国の雪のこと、命をつなぐことを表さずにはいられなかった震災への思いなど、寂しい気持ち、嬉しい気持ち、季節ごとに感じたことや体感したことの思いが込められた木彫の木目込人形たちが並びます。

竹内さんのお人形が作り出す空間は、格調高く、あたたかく静かで、作家のお人柄を感じさせるものでした。

伝統工芸展で拝見した、ほかの季節の作品も素晴らしいのですが、今回は冬らしい作品が並んでいます。日本伝統工芸展入選の作品も展示されていますので、ぜひお出かけくださいませ。