「水墨画に砂子を使った絵はちょっとない」
「砂子の下に野毛 切金という平安が入っている」
「オリジナルというのは伝統的な古典的ないいところを、それを天井絵にやることだと思う」
映像を見ましたら、こんなお話しをされていました。
上野の寛永寺根本中堂の天井絵完成を記念した「手塚雄二展」に行ってきました。
400年を経た天井板に直接描かれたもので、
来年2025年には奉納されますので、間近に見ることのできるのは今だけ。
右上の龍の爪の中央部分には、ご本尊の薬師瑠璃光如来を表す「ベイ」という梵字がラピスラズリで描かれます。ラピスラズリの青が特別な力を感じさせます。
現在は仮の状態で奉納する2025年に本書きされるそうです。