京都画壇と、東京画壇と二回に分けて展示をする企画です。
今回は、京都画壇です!
また見たい!と思っていたあの作品、この作品を見ることができるチャンスが来るとは・・・しかも一堂に!!
西の日本画の宝箱のような展覧会です。
「西の栖鳳、東の大観」と言われた
竹内栖鳳の「班猫」 体の形、手触り感、そして青い瞳と表情。やっぱりこの猫が一番!
観音様のような目元、顔立ち。インドの女性のような装飾と、見どころいっぱいで豪華なのですが、全体にベージュの濃淡のような色合いで、「祈り」が静かに心に入ってきます。
上村松園「新蛍」
松園はどのように、このグリーンを見つけたのでしょうか?
自分らしい色として、誰にも好ましく記憶してもらいたいと考えた色なのでしょうか?
田能村直入「百花」 グッチのスカーフの日本画版として、ぜひ欲しいと今回も思いました。前回の記事はこちら。
山元春挙「火口の水」 写真を取り入れたかのように表現された「水」に目が釘付けになりました。
西村五雲「白熊」 これは想像で描いたのでしょうか?北極でデッサンをしてきたかのような本物感が伝わってきます。
この作品のみ撮影可能でした。
京都画壇の作品50点以上は、
見どころ、見応えがありすぎます。
日本画って渋いイメージ・・・と思っていらっしゃる方に、ぜひ見ていただきたいです。
お勉強したい方はもちろん!日本画の教科書ですから。
京都編は2月5日までです。
お早めにご覧ください。
以前サンジェルマンカフェだったところです。
サンジェルマンカフェも、のんびりゆったりしていてよかったですけれど。