「生命の木」のための習作
室内装飾や祭服などすべてのデザインを手掛けた、ヴァンスのロザリオ礼拝堂。
時間によって移り変わる光の様子が体験できます。
切り紙絵の超大作も見られます。
4連作の一番最初に手掛けたとされる。 素描の痕跡が多く見られる「ブルーヌード」
青の重なりや形から、体の柔らかい部分、硬い部分が感じられます。
マティスが後年愛した切紙絵に焦点をあてた展覧会です。
また、彫刻家としてのマティスの魅力に驚かされる展覧会でもあります。
「ジャネットV」は髪の毛がなく、おでこ、鼻など、形状をデフォルメしてくっつけている感じ。
滑らかにしていけば、女性らしい顔立ちになりそう、、、
と思ったりしつつ、初めて見る迫力と可愛らしさがあるジャネットVに魅了されながら、しばし眺めてしまいました。
初期のフォービスム作品や南仏のアトリエで描かれた作品を通して、切り紙絵ヘと至った道を知ることができます。
色や形や構成が魅力的なマティスの絵画、切り紙絵は部屋に飾りたくなるNo.1です。
マティス自身が部屋に飾っていたモチーフそのものを描いている親密な作品だからかしら。