「デトロイト美術館展 ~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」1月21日まで

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写真撮影可能な日があります。
私が行った日は、できない日でしたので、リコーの技術による複製画の写真を載せますね。
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上野の森美術館で開催中の

デトロイトに、こんな素晴らしい美術館があったのですね。中庭の大きな壁画は、フリーダ・カーロのご主人・ディエゴ・リベラの作です。
友人が駐在している間に行けばよかった~。

第1章:印象派
第2章:ポスト印象派
第3章:20世紀のドイツ絵画
第4章:20世紀のフランス絵画

このような構成です。

モネの「グラジオラス」は、日傘の女性とグラジオラスという、ザ・モネ×ザ・モネ!
グラジオラスの花壇の後ろにたたずむ青いドレスの緑の日傘の女性という、モネファンに嬉しい豪華なモネの世界なのです。

ドガのおなじみのステージ裏のバレリーナたち「楽屋の踊り子たち」。
床に寝かされたコントラバスの上に、片足を置いてトウシューズを調整?しているらしい少女。
なぜコントラバスの上に足を置いているのでしょうか?
そもそもコントラバスを床に寝かせているのはなぜ?

ルノワールの「座る浴女」。よく見る浴女ですが、どこか違う?
これは全身が描かれている!なんだか不思議です。浴女で全身が描かれたものは唯一、ということです。

クールベ「川辺でまどろむ浴女」。クールベの裸婦は、見たことがなかったような気がします。

ゴッホの「オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて」は、ゴッホの独特のうねるようなタッチで、ボートや水面が描かれています。

セザンヌの、3つ並んだ「どくろ」や、今まで見たものより近い目線からの「サント=ヴィクトワール山」。

ヴァロットン、ドニも、とてもお洒落な作品で、ナビ派の魅力が伝わってきます。


ドイツ絵画は、知らない画家も多かったのですが、

20世紀フランス絵画ではピカソマティスモディリアーニなどの作品を見ることができました。

デトロイト美術館展で見ることができる作品は、おなじみの画家であっても、また違う素晴らしさのあるものばかりでした。

1月21日(土)までです。