ライアー クリスマスコンサート

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今年も大勢の方にご来場いただいた湘南美術アカデミーの文化祭。
いらしてくださったお客様、ありがとうございました。

唯一の音楽クラス、ライアー教室の光枝先生と生徒さんによるコンサートもあり、
会場となったお教室全体に、芸術の空気が満ちた、素敵な文化祭でした。

ライアーというのは、膝の上に乗せて弾く竪琴です。
1926年にドイツで、哲学者ルドルフ・シュタイナーの思想のもと、
その弟子たちが作り上げた楽器です。

穏やかな音色で、癒しの楽器、と言われています。
弾く側も、耳の近くで聞こえる音色とともに心地よい振動でも癒されるのだそう。

芸大で声楽を学んだ光枝先生ならではの美声がいかされた「いつも何度でも」。
生きている不思議、死んでる不思議・・・ふわふわと自分のところまで
漂ってきた音色に乗って、この歌詞が心に届き、自分なりの歌の世界を味わうことができました。

ライアーの音色って、境界線がないんですね。
この感じは他の楽器では味わえないものだと思います。
私はヴァイオリンが大好きでよくコンサートに行くのですが、
ヴァイオリンを聞くときは、音と自分の間にある距離感を楽しんでいるのです。
「さあヴァイオリンを聞きましょう」と心が構えます。
ライアーの音色は、いつのまにか心に入り込んできて、自分の内面に耳をすます、という感じ。
聞くというより、聞こえてくるのがライアーのような気がします。

人それぞれに感じ方は違うと思いますが、
ぜひ機会を見つけて、ライアーの音色を体感していただきたいと思います。

光枝先生による、初めてのクリスマスコンサートがありますのでご紹介いたしますね。

2015年12月15日(火)15:00開演(14:30開場)
横浜市戸塚区民文化センター

ご予約は、光枝先生のHPからなさってくださいね。

ライアーの音色にぴったりのクリスマスの曲は、
澄んだ心に、あたたかい光を燈してくれそうですね。

体験レッスンご希望の方は、湘南美術アカデミーにいらしてくださいね。