根津美術館 特別展「国宝・燕子花図屏風-デザインの日本美術-」5月12日まで

燕子花図屏風を中心にすえ、近世の作品をとりあげながら、デザインの観点から日本美術をみつめた展覧会です。

 

 

10日の燕子花。

見頃は過ぎてしまいましたが、眺めながらお庭を散策できるのは根津美術館ならではのお楽しみ。

尾形光琳の国宝「燕子花図屏風」は絵とデザインの境界線上に位置する作品です。画家の絵筆の介在、平面上の幾何学的なレイアウトが作品の核心であるのも間違いありません。

燕子花図屏風の示すデザイン性、装飾性は、日本の美術が古来、内包してきたものです。日本における工芸品の意匠と絵画の親密な関係も特筆されています。

一方、燕子花図屏風は草花図でありながら和歌や物語とも関わると考えられていますが、それはデザインによって文学世界を象徴的に表しているとも言えます』