菱一号館美術館で開催中の『PARIS オートクチュール 世界に一つだけの服』展に行ってきました。
オートクチュール(Haute=「高い」「高級」・Couture=「縫製」「仕立て」の意)は、
パリ・クチュール組合の承認する数少ないブランドにより、
顧客の注文に合わせてデザイナー主導で仕立てる高級服のこと。
19世紀後半のパリで誕生したものです。
パリ・モードの殿堂―ガリエラ宮パリ市立モード美術館館長オリヴィエ・サイヤール氏監修のもと、
2013年にパリ市庁舎で開催され、好評を博した展覧会を、
三菱一号館美術館に合わせて再構成されたものです。
オートクチュールの始まりから現代に至る歴史を見ることができます。
クリスチャン・ラクロワ、アライアなど、それぞれの個性あるオートクチュール。
時代を表すドレスのデザインは、今見てもどのブランドかわかるくらい特徴的!
今、オートクチュールのドレスは1000万円くらいでしょう。
ウエディングドレスだと2000万円はすると思います。
ワンピースは300万円くらいですからお手頃! です。
美しいシルエット、刺繍・羽根細工・コサージュなど脈々と受け継がれる世界最高峰の職人技を、
ドレス、小物、デザイン画、写真など、およそ130点が並びます。
撮影可能な展示も多くありました。
服装関係の学校の生徒さんたちが真剣に見ていたのが印象的でした。
国際フォーラムで開催された、ラ・フォル・ジュルネの関連イベントで、
丸ビル1階の丸キューブで、
山中惇史さん(p)の演奏を聞いてきました。
岡本さんのバッハが大好きなのです。
岡本さんのバッハ2番コンチェルトを聞いて衝撃を受けて以来の大ファン。
今回も魅力的な演奏でした。
チゴイネルワイゼンで、弦が切れるアクシデントがあってビックリ!
そして張り替えの速さにもビックリ!
山中さんの伴奏も素晴らしく、弦を替えている間をトークでつないでいらっしゃいましたがお人柄もチャーミング。
私もヴァイオリンを弾きたくなって、現在娘から猛特訓を受けています。
湘南美術アカデミーでは芸大声楽科を卒業されたライアーの光枝先生のクラスが人気です。
弦楽器って素晴らしい!