
『水の音 広重から千住博まで』を見に行ってきました。
画面から感じられる水の音に焦点をあてた、
近代から現代までの川、海、滝、 雨の主題に沿った所蔵品が並びます。
近代から現代までの川、海、滝、 雨の主題に沿った所蔵品が並びます。
六曲二双の全てが22年ぶりに一挙公開となった
橋本関雪の大作《生々流転》をはじめ
千住博の滝シリーズなどが さまざまな水音を聞かせてくれます。
前に立つと心も体も、
涼やかな緑色の水に洗い流されて清潔になるような気がした、
奥村土牛の《鳴門》。
上品な白のさざなみは胡粉を繊細に重ねていくと作れるのでしょうか。
浮いている感じ、水に溶けこんでいる感じなど、
変化にとんだ白の質感!
こんなに気持ちよく白という色を見るのは初めてかもしれません。
素晴らしい所蔵品の数々は企画展で見ることができますので、
山種美術館の企画展は見逃せませんね。
9月15日までですので、
ぜひお出かけくださいませ。