岡田美術館で「深川の雪と吉原の花」展開催中 29日までです。

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箱根の岡田美術館で「深川の雪と吉原の花」を見てきました。
江戸時代の4代浮世絵師(葛飾北斎東洲斎写楽安藤広重喜多川歌麿の一人、
喜多川歌麿の雪月花三部作が並んでいます。

<吉原の花>はコネチカット州のワズワース・アセーニアム美術館より来日しているもの。<深川の雪>は行方不明だったものが2012 年に岡田美術館の所蔵になったもの。
<品川の月>は複製画です。

<品川の月>は、所蔵するワシントンD.C.のフリーア美術館の創設者が、
「すべての所蔵品を門外不出とする」と遺言を残したことで、
貸し出し不可能だったそうです。
つまりフリーア美術館以外で三部作が揃うことはないということですね。

それにしても、この大きい絵はどこに掛けるために作ったのでしょうか?
遊女や芸者が当時の様子を生き生きと伝えるこの作品は、どこからかの依頼だったのでしょうか?

29日までですので、ぜひお出かけください。
所蔵品が多く、ちゃんと見ていくと3時間くらいかかります。

湘南美術アカデミー