はじめての油絵4 「スペイン風コンポート皿とフルーツ」

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私の油絵もいよいよ三作目になりました。
鍋島先生が、好きなものを描いてよいとおっしゃるので、
フルーツにしてみました。器は花の模様が入ったコンポート皿を選びました。
 
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紙パレットに、右から白、黄色と、薄い色からぐるっと出していきます。
出す色は、チタニューム白、レモンイエロー、カドミウムイエロー、
イエローオーカー、バーミリオン、カドミウムレッド、
ライトレッド、アンバー、ブラック、オキサイドクロムグリーン、
ビリジャン、コバルトブルー、ウルトラマリンブルー、
クリムソンレーキです。
こんなにたくさんの色を使えると思うと嬉しくなっちゃいます。
 
溶き油は、
リンシード油(乾性油)1:ダンマルニス(樹脂)1:テレピン油(精油)1
を合わせたものを使います。
 
 
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アンバーをベースに、三色(赤、青、黄)と合わせながら下絵を描いていきます。
モチーフの色に合わせた色で描いていきます。
 
 
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フルーツとフルーツの間をはっきりさせると、それぞれが引き立ちます。
いくつかの色を塗り重ねる事で、モチーフ”の質感が出てくるのですね
 
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背景を塗ることで、モチーフをはっきりくっきりさせていきます。
明るい色を使って描いてみたかったので楽しいです!
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こんな感じで仕上がりました!油絵って、テンションが上がりますね。
もっともっと色を使って描いてみたくなりました。
今回は忠実に描くことを目標にしましたが、いつか自分の感じる色で描いてみたい・・・。
もし水面を描くとしたら、私はどのような色を重ねていくかしら・・・。
 
私の周りの、子育てを終えた奥さまたちの間では、
絵画のレッスンがちょっとしたブームになっています。
 
自分を高めつつ、長く楽しめる趣味を見つけたい、と思った時に、
絵を鑑賞するだけでなく描いてみたいと、心が動いてきたようなのです。
 
ある奥さまが、「油絵を始めたの」と言った時、みんなが一斉に「わあ素敵!」
「油絵」には、みんなを「わあ素敵!」と思わせる魅力があるのですね。
 
一本一本、ドラマチックな名前のついた絵の具。
フランス語の美しい響きの油絵用語。
デッサン、マチエール、エスキース、カマイユ(カメオが由来!)、グリザイユ、
声に出してみると、より、うっとりを体感できます。
 
ぜひ、鍋島先生のクラスで初めての油絵体験をしてみてくださいね。