鍋島先生の、卵テンペラ入門

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テンペラ入門・鍋島先生の資料より、
 
テンペラは古くはビザンチンギリシアイコン画から13世紀以降シエナ派から、
フィレンツェルネサンスに至るまでの絵画作品を構成している重要な絵の具(表現メディア)です。
卵黄に少量の水を加えて色料(ピグメント)と混ぜ合わせただけの
シンプルでありながら純度の高い絵の具です。
15世紀のマントバで活躍したマンテーニャの名作、聖母子を手本に体験作成します』
 
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テンペラ画とフレスコ画の違いは?
テンペラ画は卵の黄身を使って顔料で描いたもの。
フレスコ画は、生乾きの漆喰に水で溶いた顔料で描いたもの。
 
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写真をコピーして、カーボン紙を挟みキャンバス(0号)に転写します。
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ボールペンでしっかり、薄いラインは・・・・・で描きます。
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ベルダッチョをパネル全体にかけます。
ベルダッチョ(白、黒、イエローオーカー、クロムグリーンなど混ぜている)を水で溶き、
そこに全卵、酢、油を合わせた液を混ぜたものです。
 
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暗部描画、明部ハッチングをしました。
続きは次回です。
15世紀のテンペラ画の聖母子を自分で作成するなんて、貴重なレッスンですね。