![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/artyuriko/20190815/20190815013040.jpg)
松谷先生の絵を初めて見た時、「日本画って、こんなに自由なものだったの?」と思いました。
じっと見ていると、日本画を見ている時と同じ心持になっていることに気が付きました。
何とも言えない涼やかさ・・・。
墨の濃淡で表現される髪や肌の質感。
見る側の思いを投影し、無限の広さに感じさせる余白。
金箔の豪華さは、松谷さんの表現によって優美さをも生み出しています。
墨や箔やにかわ、岩絵具という日本画の画材には、なじみがなくて構えてしまうけれど、
綺麗で手工芸的な楽しみもあるようですよ。
シルクランド画廊の松谷千夏子先生の作品は、今月末まで展示されているそうです。