国立新美術館で開催中の 日本・オーストリア外交樹立150周年記念「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 」展

イメージ 1

エジプト美術と琳派から影響を受けたといわれるクリムト<パラス・アテナ>などが見られます。






イメージ 2

シーレの<ひまわり>は黒くて枯れています、、、



」展に行って来ました。

クリムトやシーレ、ココシュカなどの作品がたくさん見られる展覧会かと思いましたら、
現在のウィーンが形成されていく過程を、絵画、建築などで紹介していくものでした。

中でも音楽ファンにはたまらない、音楽とウィーンの結び着きがよくわかる作品が多かったのが、思いがけす嬉しかったです。
シェーンブルクがマーラーの埋葬を描いた絵画や、
シューベルトの友人クーペル・ヴィーザーがシューベルティアーデを描いた絵画、
モーツァルトとシカネーダ(魔笛の脚本家)が一緒にフリーメイソンの懇親会に出席している絵(この時代のウィーンを支える影響力のある団体だったそうです)。
シューベルトが愛用していたメガネも展示されていました。

「シューベルティアーデ」という紳士淑女が集まる空間の素敵さ!さすが、音楽の都ウィーンなのです。



イメージ 3

イメージ 4








イメージ 5
文化服装学院オートクチュール専攻の学生に寄る、エミリーフレーゲの青のドレスの再現と、
ファッション高度専門士科の学生による、エミリーフレーゲにインスピレーションを受けたドレスの展示。