三井記念美術館「三井家のおひなさま」展は4月3日までです。

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三井記念美術館で「三井家のおひなさま」展を見てきました。
江戸時代の豪商で三井財閥を築いた「三井家」の夫人や娘が、
大切にしてきたひな人形やひな道具を一堂に集めた展示です。
最高の職人によって作られた逸品が並びます。

今回は、北三井家十代・三井高棟(たかみね)夫人の苞子(もとこ)(1869~1946)
その三女として生まれた伊皿子三井家九代高長(たかひさ)夫人・興子(おきこ)(1900~1980)
十一代・高公夫人の鋹子(としこ)(1901~1976)とその一人娘・浅野久子氏(1933年生まれ)
という2組の母娘ゆかりの、贅を尽くしたおひなさまです。

昭和8年に生まれた久子の幅3m、5段のひな段飾りは圧巻。
最近まで浅野家で飾られていたものだそうです。

江戸時代に上流階級で流行したといわれる極小サイズの銀製のひな道具や、
金蒔絵をほどこした精巧なひな道具など、
当時の最高技術で作られたお雛様や小物を見ることができます。

由緒ある旧家の女性たちが持っていた雛人形を、ぜひご覧くださいね。

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ランチは館内のミュージアムカフェで。
百合根つくね御前、いくらと菜の花の桜寿司
静かで、くつろげる、ランチもいただけるカフェです。

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