そごう横浜店の、そごう美術館で「 再興 第99回院展」を見てきました。
日本画の公募展覧会です。
1898(明治31)年に創立した日本画の研究団体で、
伝統を継承しつつ時代に息づく絵画としての新しさを追求した力作は見ごたえたっぷり。
渋さの中に印象派的な雰囲気がある作品や、
金箔が若々しく使われている作品など、
洋画のようなイメージを受ける作品もあります。
洋画のようなイメージを受ける作品もあります。
洋画と違うと感じたのは、どの絵の中にも郷愁を見つけることができることでしょうか。
知らない場所、知らない情景なのに、この日差しの中に居たことがあるような・・・。
遠い幸せな記憶に結びつくのは、日本人のDNAに寄るものでしょうか。
千数百年続いている日本画の伝統は、素材、技法だけでなく
知らない場所、知らない情景なのに、この日差しの中に居たことがあるような・・・。
遠い幸せな記憶に結びつくのは、日本人のDNAに寄るものでしょうか。
千数百年続いている日本画の伝統は、素材、技法だけでなく
精神性まで現代に受け継がれているとのことですから。
和紙、絵具(天然、人工)、接着剤のにかわ、天然のカキの貝殻の胡粉、
金銀を伸ばした箔、箔を粉状にした泥、墨など、素材の展示もありました。
金銀を伸ばした箔、箔を粉状にした泥、墨など、素材の展示もありました。
次回は2015年1月1日(木・祝)~25日(日)まで、
山寺の後藤美術館のコレクション展。
とても楽しみです。