山種美術館「日本画の挑戦者たち」11月11日までです。

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小林古径の<清姫> 清姫伝説の連作が鑑賞できます。



日本美術院は、創立120年を迎えます。
横山大観菱田春草小林古径速水御舟を中心に、近代以降の日本画壇を率いてきた画家たちの作品から、日本美術院の軌跡をたどる展覧会です。

明治時代に入り、東京美術学校(現・東京藝術大学)を辞職した岡倉天心は、
大観をはじめとする若手画家らとともに、1898(明治31)年、日本美術院を創立します。
茨城県五浦での低迷期を経て、日本美術院は、1914(大正3)年に、大観たちによって再興されました。
なかでも注目されるのが、日本美術院の創立に参加した大観と春草、続く世代の古径と御舟です。

「見どころは
1. 日本美術院120年の軌跡を画家たちで振り返る!
2. 院展日本美術院展覧会)出品作が大集合!
3. 小林古径清姫》全8点の一挙公開とともに、速水御舟《名樹散椿》を特別展示!(10月16日-11月11日展示)


大観は再興後も日本美術院の中心的な存在であり続け、
春草は16年の短い画業の間に数々の秀作を生み出しました。
古径は無駄のない線描と清澄な色彩で格調高い画風を確立、
古径より一回り若い御舟は、次々と新たな日本画の創造に挑み続けました。」



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速水御舟 <昆虫二題>1926年


岡倉天心やフェロノサの指導を受ける前の、狩野派らしい狩野芳崖の作品もあります。
菱田春草の「朦朧体」作品<雨後>、
サーフィンしているように見えて、ちょっと楽しい、下村観山の<不動明王>など、
見どころがいっぱいの、展覧会です。