松谷千夏子先生の「やさしい日本画教室」

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銀座6丁目のシルクランド画廊で
女流日本画家だけのグループ展が開催されました。
日本画の新しい魅力にワクワクするような、
華やかで大変楽しい展覧会でした。
 
和室よりも洋室に似合いそうな「日本画」。
オシャレ女子の部屋に似合いそうな「日本画」。
和よりも洋の雰囲気があるけれど「日本画」なんですね。
 
三木先生に伺うと「日本画」という名称は、
西洋から伝えられた油彩画と区別するために、
東京美術学校(現東京藝術大学
の事実上の初代主幹、
日本近代美術の父とも言われる、
岡倉天心が作ったものだそうです。
 
それ以前は、伝統絵画(狩野派、円山・四条派、やまと絵など)に分かれていたそう。
西洋画と区別できる「日本画」というネーミング、
あるとないでは、大きな違いでしたね。
いつの時代も、一瞬にして、人の心をとらえるネーミングは大事!
 
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松谷先生の可愛い猫ちゃんや女性やポピーも、
墨に箔という、きっちり日本画
松谷先生の絵は墨の線がとっても美しい 。
この美しい一本を生み出せるのは松谷先生ならでは!

 
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岩絵具に、こんな色があるの?
ギャラリーの方に伺うと、
「水干(すいひ)絵具」という絵具でした。
土を水でよく洗って天日で乾燥させ、
顔料を胡粉と混合して精製したもの。
岩絵具と違い粒子が細かく、混色もできます。
色も豊富で価格も安いということで、
手軽に日本画を楽しめそうな画材ですね。
ざらざらした粒子が、日本画の魅力を伝えています。
 
松谷千夏子先生の「やさしい日本画教室」のクラスにいらしてみませんか?