湘南美術アカデミー日本画講師の松谷先生の個展を見てきました。
『何も描いていない白の空間が、単なる余白でなく意味を持つように描いています。』
自分自身の時間や気持の流れを感じ、想像力が高まるのは、この余白のせいでしょうか。
それぞれの作品が生み出す香りが混じり合って、
いつも違った香りを感じさせてくれる先生の展覧会ですが、
今回もよい香り。
果物と樹木を合わせたような、少しフルーティーで爽やかな香りが、心の中から会場内に広がっていきました。
ずーっと居たくなる心地よさ。
形、色、ライン、空間、細部まで美しい松谷先生の作品は、オシャレ日本画の最高峰だと思うのです。
29日までですので、約35点の作品が作り出す、この素晴らしい会場に、ぜひお運びください。