ザ・ミュージアム「神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展」

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ハプスブルク家のルドルフ2世(1552-1612)は、
稀代の収集家として、また芸術の庇護者として知られています。
16世紀末から17世紀初頭、彼の宮廷には世界各地から優れた人物たちが集結し、
芸術作品、あるいは科学機器などのあらゆる優れた創作物、
更には新たに発見された珍奇な自然物などが集められ、
文字通り「驚異の部屋」とでも呼ぶべき膨大なコレクションが形成され、
当時のヨーロッパの芸術文化の一大拠点ともなりました。[美術館サイトより]

天文学占星術に関心が高く、デンマーク天文学者グラーエ、ケプラーというお抱え天文学者を持ち、
また動物園を所有していたルドルフ2世。お抱え画家のサ―フェリーは、独自の動物画を描きました。
サ―フェリーは花卉画(花の静物画)も得意としており、
花卉画の名手であるヤン・ブリューゲルプラハを訪れています。

自然の博物を主題にした細密画はヨーリス・フナーヘルに依頼。この細密画も面白いものでした。
こうした中、最も寵愛された一人が、アルチンボルトだったそうです。

自身の嗜好の強い、最高水準の芸術作品と珍奇な品々で構成された壮大なコレクション、
究極の趣味人の「驚異の部屋」の絵画、工芸品は見どころたっぷりです。



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現在芸術家フィリップ・ハース氏の作品。アルチンボルドの四季を立体化したものです
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