2月1日(日)までです。『東山魁夷と日本の四季』展

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東山魁夷の、没後15周年の記念展が
山種美術館で開催されています。

 
風景画家としてスタートした昭和20年代以降、
ユニークな構図と造形美で新しい時代の日本画に挑戦し、日本各地を描いた魁夷。

 
昭和40年代には、東宮御所
皇居宮殿の2つの壁画を作成、川端康成の勧めで着手した
「京洛四季」を通じて、日本の四季の移ろいと自然美の
伝統的な表現へと回帰していきました。
 
山種美術館初代館長、山﨑種二氏は、
誰もが目にすることができるようにと
宮殿の絵画と同種の作品制作を
画家に依頼したそうです。

 
魁夷の≪満ち来る潮≫が、館内中央で迎えてくれます。
象徴的な白い馬がいる≪春を呼ぶ丘≫など代表的名作品も並びます。
 
 
魁夷の画業の同程を知らせてくれる、
師である河合玉堂、結城素明
東京美術学校の同窓生、山田申吾らの作品の展示も見どころです。
 
結城素明から魁夷へのアドバイス
『 心を鏡のようにして自然を見ておいで』
という言葉が、私の心に今も響いています。