損保ジャパン美術館で「オランダ ハーグ派展」開催中

イメージ 2
 
イメージ 1
 
ゴッホの原点 オランダ・ハーグ派展 近代自然主義絵画の成立』
を見に行ってきました。

ハーグ派とは???
 
『ハーグ派はフランスのバルビゾン派の影響を受けながら、
17世紀オランダ黄金時代の絵画を再評価し、
屋外における自然観察を基盤として風車や運河、海景や船といった
オランダならではの風景、漁業や農業に従事する人たち、
室内など身近でありふれた光景を、
透明感のある繊細な光とともに描きました』
というものだそうです。
 
オランダのハーグ市立美術館の所蔵作品を中心に、
ハーグ派の作品のほか、
クレラー=ミュラー美術館や
国内に所蔵されているバルビゾン派の作品も展示されていました。
 
驚いたのは、
ピート・モンドリアンの初期(1917年頃)の作品
「夕暮れの風車」!
モンドリアンといえば
縦と横の黒い線の中に、赤・青・黄の
色が入った絵など、
一目でモンドリアンとわかるよう作品しか見たことがなかったので。
 
                   風車の上に広がる空の明暗の分割に、
                 モンドリアン作品のスタートを感じました。

存在感のあるこの絵を見られて、
この展覧会に来て本当によかった!
 
記念にカード型のミラーを買いました(800円くらい)。
薄くてとっても便利です。
展覧会グッズをいろいろ見ていますが、
カードミラーは見かけない商品です。
 
3つの絵柄の中から、
ヴィレム・ルーロフス
「アプカウデ近く、風車のある干拓地の風景」1870年頃
を選びました。
3つの中で、この絵が一番華やかだったので・・・。
 
 
ハーグ派の魅力は「静寂と知性」
ではないかと感じます。
初期のモンドリアン
ぜひ見てきてくださいね。