月に1度の小田原での会議が夕方からとなったので、
早めに到着して、何となく立ち寄ってみたのですが・・・。
19世紀末から20世紀初頭の
素晴らしい美術館でした!
もっと早く知りたかったわ!
小田原の最大の見どころスポットじゃないでしょうか。
誰も教えてくれなかった=誰も知らなかった?
私が地元の人に教えたくらいですから、
知名度が低いのでしょうか?
なんてもったいないんでしょう。
アール・ヌーボーは、
1895年~1905年に欧米で流行した、
有機的で流れるような植物の形態を参考にし、
曲線を中心とした優美なスタイル。
アール・デコは、
アール・ヌーヴォーの要素と
インダストリアル ・デザインに影響された直線的で過剰な装飾を省き
素材そのものの美を重要視した、
1920年~1930年にかけて見られた、
スタイリッシュなスタイル。
これらを日本の歴史文化的に育まれた地の、
総漆塗りの壁に囲まれた和の空間で、一同に見ることができるのです。
なんと50点もあるんですよ!
撮影もOKですし、鑑賞しているのも私一人(!)でしたので、
椅子に腰かけたりしながら
和と洋の融合空間を贅沢にも独り占めして、
ゆっくりじっくり眺めることができました。
小田原駅構内(新幹線側)の「箱根べーカリー」は、
石窯があるカフェ併設のパン屋さん。
あんぱんなど、お土産に人気のパンがズラリ!
まだまだ暑い日が続きそうです。
涼しげなガラス作品を見に、ぜひ小田原城ミューゼへ。