石膏像のデッサン「あばたのヴィーナス」

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先日、中居正広さんの「ミになる図書館」の~美デッサン大辞典~を見ました。
レイザーラモンさんは以前に増してお上手になっていました。
現在デッサンを習っているのだそうです。
毎日絵を描く仕事が入っているというレイザーラモンさん。
お笑いの衣装を脱いで、キャンバスに向かう姿の、
お笑いとは別人のかっこよさに娘も私もビックリ!
 
絵が描けるって、すごいモテポイント!
デッサン(dessin、フランス語です)という言葉の響きも魅力的。
しかも鉛筆で、生み出して完成させるというシンプルさ!
素敵男子の間で、デッサン人気が急上昇なのも納得です!
 
さて本日は、いよいよ私も憧れの石膏像に挑戦です。
「あばたのヴィーナス」
頬に大きめな、へこみがあります。
 
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石膏像はBで描き始めます。
まず天地、幅、バランスを決めます。
ラッピングをしたことを想定して、角を星座のように結んでいきます。
たたき台は1センチくらいの誤差があってよいのです。
1本のラインにしないで、選べるように、線を描いていくのです。
輪郭を描くのではなく、
ラインを膨らませていくという感じです。
 
石膏像のような立体的なもの、白いものは、
彩度と明度だけで描きます。
擦り込み方で彩度が変わります。
 鉛筆の濃さと擦り込み加減で、段差と遠近を作る作業を繰り返すと、
いつの間にか目鼻ができてくるのだそうです。
 
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顔の段差を考えます。
先生がイラストで説明してくださるのでわかりやすいです。
 
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明部は残して 、影を引くうちに輪郭が浮かび上がるように。
ティッシュ、サッピツで、擦りこむ前提で影を引きます。
 
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硬い材質を現すには硬い鉛筆で紙を切るように影を引きます。
なんと、沖縄の空と北陸の空の違いのような、湿度の差まで出せるのだそうです!!
細かい所はサッピツで 大きい面積はティッシュで、
 本物の色に近くなるまで続けます。
 
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モチーフと対話することが大事だそう。
こう描いてほしいと言うモチーフの声を聞くのだそうです。
 
途中、母に似てしまったり、直したら自分に似てきてしまったり・・・
これはモチーフをよく見ていない、対話ができていない証拠です。
 
でも「あばたのヴィーナス」は、可愛くて大好きになりましたので、
いつか対話しながら、
「あばたのヴィーナス」さんが思うように描いてあげたいものです。
 
 
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素敵な奥様の間でも、
デッサンは人気のお稽古ごとです。
美しいモチーフと対話し、集中することでリフレッシュでき、
とても楽しいそうです。
ご主人もお子さんも素敵な奥様でありママを応援してくれるそうです。
 
デッサン(絵)を習っている=美意識が高い=美人に見える
という事実!も、ちょっと嬉しいですね。