銀座 KОKUGA‘S FIVE展 28日までです。

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湘南美術アカデミーの講師、蝦名協子先生ご参加の展覧会に
行ってきました。
国画会会員の5人の方の展覧会です。

確かな実力の、それぞれの個性が楽しめる作品展です。
28日までですので、ぜひお出かけください。

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蝦名協子先生

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蝦名協子先生

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蝦名協子先生

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上野健三先生

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河見美左子先生

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長尾多加史先生

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肥沼守先生

湘南美術アカデミー

国立新美術館「話しているのは誰?現代美術に潜む文学」11月11日までです。

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よくわからなかったのですが、
西洋美術史の流れを体感することができました。

1909年 詩人マリネッティの「未来派宣言」で、
文学から始まった芸術の、先端である展覧会なのではないでしょうか。

未来派による、美術、建築、演劇、音楽、映画と領域のボーダレス化が現代美術につながっています。

泉屋博古館「文化財よ、永遠に」10月27日までです。

 

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文化財よ、永遠に


泉屋博古館で「文化財よ、永遠に」を見てきました。




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文化財を継承していくためには、修復や保存技術が重要です。
伝統の技術と最新の科学によって近年修復された国宝や重文とともに、文化財修復の最前線を紹介した展覧会です。

中世の仏画、巻物などのほか、近代日本の絵画も修復され展示されていました。
そこには、とても目を引く素晴らしいデッサンがありました。
曽山幸彦(そやま さちひこ)弓術之図(弓を引く人)です。

明治時代の洋画家・曽山幸彦は、工部美術学校で、デッサンを重視したサン・ジョバンニに学び、高いデッサン力を養った人。
のちに曽山が開いた、永田町の画塾には、藤島武二和田英作、岡田三郎助らがいたのです。
デッサンに非常に厳しかった曽山の指導のおかげで、技術を身につけていた塾生たちは
黒田清輝らが持ち帰った新様式に素早く対応できたといいます。
塾生の名前も作品も知っていたけれど、先生である曽山幸彦の名前は、このたび初めて知りました。

工部美術学校という学校があったことも、この展覧会で知りました。
工部省の管轄の工部大学校の付属機関として設立された、日本最初の官立の美術学校で、
画学科と彫刻科の二科のみの、純粋な西洋美術教育のための機関だったといいます。
講師は、画家フォンタネージ、彫刻家ラグーザ、建築家カペレッティら。イタリアから招聘していました。
1883年に廃校となっています。
この度、フォンタネージの作品も展示されています。

どのように修復が入っているのかを理解しながら見ることで、ひとつの作品を重層的に味わえます。
10月27日までですので、ぜひお出かけください。


湘南美術アカデミーでも、絵画修復のクラスは大変人気があり、生徒さんが熱心に学んでいらっしゃいます。
担当の青木享起先生の特別講座も開催されますので、ぜひご参加ください。
9月29日(日)体験講座#イタリアルネッサンス画家の師匠と弟子たちの作風鑑賞会*華麗なる画家師弟列伝

鵠沼海岸 シネコヤで〈クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代〉

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 鵠沼海岸駅徒歩3分のところにある、映画と本とパンの店「シネコヤ」で、
クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代>を見てきました。

没後100年となる2018年に制作されたドキュメンタリー映画です。

19世紀から20世紀初頭のウィーンで、クリムトエゴン・シーレは革新的な芸術作品を次々と生み出していきました。
エゴン・シーレの異端なテーマはフロイトが辿り着いた精神分析の誕生と同時期でした。
クリムトウィーン分離派を結成。音楽、文学、建築にも新しい概念が見出されます。
<接吻><ベートーヴェン・フリーズ><死と乙女>などの作品を通して、
「世紀末のウィーン」の黄金時代を紹介しています。

オーストリアを代表する数々の美術館や博物館の建築物としての美しさにも目を奪われ、
マーラーシュトラウスをはじめとするクラシック音楽にうっとりし…。
カフェやお菓子、社交ダンス、家具、工芸品…。
ヨーロッパで一番好きな街、ウィーンの空気が蘇ってくるような映画でした。

春に開催された、「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展に、
いらした方も、いらっしゃれなかった方も楽しめる映画です。
シネコヤでは10月6日までの上映です。
10月7日からは<アートのお値段>が始まります。

湘南美術アカデミー

2019年 二科展

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心の華 

 今年も二科展で、工藤静香さんの作品を見ました。

これまでのように、馬と自画像?のような女性がモチーフの作品を探していたら、

今年はちょっと違った作品でした。色が醸し出す、全体的な雰囲気は変わりません。

<心の華>というタイトルです。

 

六本木ヒルズ 見たことがないブリューゲル

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六本木ヒルズ ヒルズカフェで、
ブリューゲル没後450周年記念イベント
「見たことがないブリューゲル」を見てきました。

巨大3スクリーンで、細部描写を、
説明つきで見ることができます。

15世紀に活躍したネーデルランドの画家、
ヒエロニムス・ボスに影響を受けた、16世紀の画家ピーテル・ブリューゲル


ネーデルラントのことわざ〉は、100近いことわざを、階級や職種もさまざまな人々の営みの中で表現したもの。
屋根の上に乗っているお菓子は、
「屋根はお菓子(ヴラーイ)で葺かれている」という諺で、豊富で有り余るという意味。

「片手に水、片手に火を運ぶ」は、二重人格、信頼できない人間。

その他、映像に登場する作品は〈反逆天使の転落〉
〈洗礼者聖ヨハネの説教〉

解説とともにデジタル映像で、細部まで見ることで
ブリューゲルの面白さ、偉大さをたっぷり味わえます。

16日までです。