六本木ヒルズ展望台「PIXARのひみつ展」9月16日までです。


六本木ヒルズ展望台に開催されいるPIXARのひみつ展に行ってきました


サイエンスとアートの完璧な融合。アーティストが表現したい世界感に必要な要素をロジカルに分ける。各要素をつくる数式を作るが、それが自然かを判断するのもまたアーティスト。


・大きく分けて9つの工程から作られている

・今までアーティストの感覚でやるしかなかったところを究極まで論理立て、数学や物理の力で作っている

・草の生え方や長さ、向き、色、そしてそのバラバラ感などまでもコンピュータで作れる

・数学や物理の力で解決することにより膨大な時間と労力が削減できる

・その数式を作ることこそイノベーションである。最近難しかった部分はゼリーでできた人間の動かしかた(人間と違う力学が働くため)

・はじめに、ストーリーをすべて綿密に絵にする。次に実際に模型をつくり、それをスキャンしてやっとPC上でキャラクターは動きだす。

・天然パーマの髪の毛のなびきかたに数式を使えるかの判断をするのは人間。自然な動きになるよう、その数式を探す。髪の毛の事例では線形の物体の中に複数の向きに力が働くスプリントを組み合わせた

・決まり切ったものが正解ではない。敢えてハズすこともある。レミィの美味しいレストランではパリの街並みを暖かくみせるためあえてレンガなど直線はなく細かい単位で歪ませてある。エッフェル塔の位置も本来とは違う。