サントリー美術館「六本木開館10周年記念展 天下を治めた絵師 狩野元信」展、開催中です。

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日本絵画最大の画派・狩野派といえば、永徳、探幽を思い浮かべますが、
永徳は元信の孫、探幽は永徳の孫なのです。

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狩野派は元信の時代に拡大しました。その理由は絵画様式をマニュアル化したこと。

従来の漢画系の絵師たちは、中国絵画の名家による手本に倣った「筆様」を使い分け
注文に応えていましたが、元信は筆様から、真・行・草の「画体」を生みだします。
その型を弟子たちに学ばせ、襖や屏風から絵巻や扇まで、集団的な作画を可能にしたことで、様式として揺るぎない、高品質の作品を完成させたということです。
その結果、元信工房は多くのパトロンを獲得していたそうです。

絵師としてはもちろん、工房経営者としての手腕も素晴らしいですね!
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漢画だけでなく、やまと絵の分野も拡大させた元信ですが、
自身の真筆が非常に少なくて、確認されているのは 20 点くらいなのだそう。
今回展示されている、サントリー美術館収蔵の代表作「酒伝童子絵巻」が重要文化財に指定(2015年)されたことで、この展覧会が開催されたのだそうです。

室町時代から幕末までの約400年という日本絵画史最大の画派の礎を築き上げた、
元信の時代に触れることができる展覧会です。
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ミッドタウンにトリュフの専門店ができていました。
パンを抜群に美味しくするトリュフオイルやソルトも販売されていますよ。

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湘南美術アカデミー