幕末から現代までの木版画、
現代作家の新作など、
木版画の魅力をたっぷり味わえる
「魅惑のニッポン木版画」展を見てきました。
幕末から明治にかけては
江戸の伝統を引き継ぐ浮世絵版画など。
いきいきとした庶民性が伝わってくる木版画です。
大正から昭和には、
雑誌の表紙や挿絵など、デザイン性があってモダン。
戦後、国際的になった版画は、
エキゾティックで独特な雰囲気です。
木版画というのは、ずいぶん大きく変遷を遂げたのですね。
新しい作家の作品の中でも特に気に入ったのは、
桐月沙樹の「ナミマノダンサー」。
木目を利用して彫られたダンサーは、
木目の波の中で、
滑るように軽やかに踊っています。
女性らしい、繊細で美しい作品です。
滑るように軽やかに踊っています。
女性らしい、繊細で美しい作品です。
美術館内のカフェ小倉山の、
企画展に合わせた限定メニューは
「木版画サンド」です。
25日までですので、ぜひお出かけくださいね。