一人では使えない物たち。素敵なデザインのバッグもつながっています。
おもしろい!そしてひとつひとつのデザインがチャーミング!
今回一番気に入ったのは、漆芸4年生の佐野さんの作品。
今回一番気に入ったのは、漆芸4年生の佐野さんの作品。
現実の世界が、卵型の黒い球体に映ると、未知の空間が生まれます。
鉄を使うのは、佐野さんのアイデアだそうです。
漆に金、銀は、見慣れていて、もちろん美しいですが、鉄は素直に漆と馴染まず、
現代から近未来というような別の次元を主張している気がします。
未来を見たり、現実に引き戻されたり、心が行ったり来たりする。そこが、この作品の楽しさだと思います。
この作品は、置物ではなく、入れ物なのでした。
この作品は、置物ではなく、入れ物なのでした。
私だったら、何を入れるかしら?どこに置く?と、想像が具体的になってきます。
中には螺鈿細工が施されていて、見る場所によって、光の様子が変わります。
漆、螺鈿、蒔絵とゴージャスで大きな作品なので、重そうに見えるのですが、
佐野さんは軽々と開けていらっしゃいました。木なのかFRPなのか?伺うのを忘れてしまいました。
制作には8カ月かかったそうです。
漆作品の新しい魅力を見ることができてよかったです。
1日では、足りず、2日間行ってきました。
また、ご紹介していきますね。