国立新美術館で『新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで』開催中です。

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国立新美術館で開催されている『新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで』の
深海誠監督&神木隆之介さん登壇記者発表会に行ってきました。



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2002年に公開された「ほしのこえ」から250億円を超える興行収入を記録した「君の名は。」までの
新海監督の軌跡を、絵コンテやコンセプトボード、原画、映像などの資料約1000点によって紹介するもの。

君の名は。』で主人公・立花瀧役を演じた神木隆之介さんが、音声ガイドナレーターを務めています。

お二人のお話する言葉には、映画に共通する、やさしさやあたたかさや美しさがありました。



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アニメも美術、芸術なのだと実感しました。
「美術館でこのようなアニメ映画の展覧会が行われるようになったのも、これまでのアニメの歴史があってこそ」と新海監督がおっしゃっていましたっけ。とても控えめで、チャーミングな方なのです。監督の魅力こそが繊細な作品を生み出したと感じました。


音声ガイドはオススメです。
神木さんのナレーションで、より展覧会が楽しめます。
見る人に添うような、ちょうどよい早さのナレーションを模索したとおっしゃっていました。

静かで情感豊かな声を聞きながら、作品への理解をより深めながら見ていくことができました。


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新海監督のことば、映像に引き込まれ、新海監督の熱意、魅力が伝わってきて、
すべての映画を見たくなってきます。

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興味深かったのは、新海監督年表に、デジタル機器の変遷が挙げられていたこと。
現代と共に生きる、若い監督なのです。

アニメ映画に興味のない方にも、ぜひ見ていただきたい展覧会です。
世界が広がり、人生がより豊かなものになることと思います。

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監督の愛読書の数々。興味深いです!


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会期中は『ほしのこえ』『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』の5作品の特別上映会も開催。


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2017年11月11日(土)~12月18日(月)東京都 国立新美術館
※毎週火曜休館
開館時間 10:00~18:00 ※毎週金曜、土曜は20:00まで開館
※入場は閉館の30分前まで
当日料金:大人 1600円 / 大学生 1200円 / 高校生 800円

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