
人気の御舟作品を見るチャンスですので、かなり混んでいました。
人気3作品は、
燃え立つ炎のリアリティと、蛾の気持ち悪さは何度見てもスゴイ!
実際に見るまでは、とても大きな作品をイメージしていたほど、インパクトがあります。
平面的な日本画とは、ちょっと違う、別次元の空間までも感じられる作品だと思うのです。
金地がつややかで美しいのです。「撒きつぶし」技法という、手間のかかる金箔の塗り方をしているため、独特な輝きがあるのだそう。
片側に重たく垂れた枝の構図に引き寄せられます。
この2点が同時に公開されるのは7年ぶりだそうです。
とっても、かわいい琳派です。
大きな空間がのびのびとしていて、うさぎが2匹、黒猫が1匹。
枇杷の木が、南国の樹木に見えてきます。その、のんびり感が魅力。
紫陽花は、泡立つように描かれていて、でこぼこ感のある質感がまた可愛いのです。
なんと23年ぶりの回顧展!
山種美術館ならではの、選りすぐりの約80点をぜひご覧くださいね。
4日までです。