国立新美術館「ダリ」展 12月12日まで。混んでいるのでお早めに!

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国立新美術館ダリ展を見てきました。

もっとも有名な20世紀の芸術家の一人、スペイン生まれのサルバドール・ダリ(1904年-89年)。
1929年に彗星のようにパリの美術界に登場した、シュルレアリスムを代表する画家です。
映画や演劇、ファッションなどの異分野へも積極的に参画、さらにジャーナリズムやメディアにも盛んに登場し
芸術と芸術家のあり方を変革した、先駆者なのです。

スペインの芸術家というと、
エル・グレコ ベラスケス ムリーリョ ゴヤ  ピカソ ミロ ダリなど時代を代表する巨匠がズラリ!
テノール歌手のホセカレーラス 同じくテノールドミンゴ 作曲家でヴァイオリニストのサラサーテ
指揮者で作曲家でチェリストパブロ・カザルス
建築家のガウディ

個性的な芸術家の多い国ですね。
スペイン芸術は、ヨーロッパの中でも特異なのだそうです。
その理由は、スペインが、地中海、ヨーロッパ大陸、アフリカ大陸そして大西洋という、
四つの文化圏が交接する半島国だったことにあるそう。
民族と文化のメルティング・ポットから生まれたものなのですね。

独創的な作品と、ひげと目を見開いた写真が印象的で、
奇人のように思われがちなダリですが、繊細で気づかいのある人だったとのこと。
フェルメールを高く評価していたということに、ダリの本質の一片が見えるような気がします。

ダリは、制作方法を「偏執狂的批判的方法 (Paranoiac Critic)」と名付けています。
さまざまなイメージを合わせた、写実的な描法の作品は、まるで夢のような風景画!

シュルレアリスム以前の作品や、映画・アンダルシアの犬、ダリのデザインの宝石なども展示され、
ダリの世界を多面的に楽しむことができました。
12月12日(月) までです。
いつでも混んでいる様子ですので、できるだけお早めに!

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ランチは、ミッドタウンの

ロティ アメリカン ワインバー アンド ブラッセリー

モンドリアン風のステンドグラスがオシャレ。
オススメはロティサリーチキンです。

半券サービスがあります。
サントリー美術館、21_21DESIGNSIGHT、国立新美術館の展覧会観覧券(半券)をご提示頂くと、平日限定でお食事ご利用の方に限り、お会計より10%OFF致します」