「グエルチーノ展 よみがえるバロックの画家」は31日までです。

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                                        画集やグッズもいろいろあります


国立西洋美術館は、常設展やロダンの彫刻も見どころです
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国立西洋美術館で開催中の
に行ってきました。

「彼の筆の軽妙さ円熟さはただ驚嘆のほかはない」ゲーテ
「最後の大画家」スタンダール 
と言われ、
イタリア・バロック美術を代表する画家ということですが、
美術に詳しい知人も知らなかったという、グエルチーノ。

2012年5月に、グエルチーノの故郷であり生涯のほとんどを過ごし、
作品のあるチェントを地震が襲いました。
チェント市立絵画館は、現在でも全く復興のめどが立たない状態なのです。

そのためグエルチーノの作品は、各国を巡回することになったのです。
日本では国立西洋美術館でのみの開催で、巡回はありません。
ちなみに国立西洋美術館は「ゴリアテの首を持つダヴィデ」を所蔵しています。
日本で唯一、グエルチーノの作品を持っている美術館なのですね。

<聖母被昇天>は、
チェントのサンティッシモ・ロザリオ聖堂の天井に設置されていた作品です。
安全のために取り外されて、こうして日本で見ることができたわけですね。
天井画に描かれた人物というのは、
こんなバランスで描かれていたのね。
細かい部分までじっくり見ることができました。

イタリア・バロック美術を代表する画家の展覧会を見ることができて
本当によかったと思います。
5月31日 (日)までですので、お見逃しなく。