建築家・白井晟一の松涛美術館



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渋谷区立松濤美術館で「いぬ・犬・イヌ」展を見ました(終了しています)。

松涛美術館HPより
『渋谷というと、誰もが思い起こすのは忠犬ハチ公の像です。
イヌは、主人に誠実な性質から、「人間の最良の友」と称され、
最も人に親しまれてる動物と言ってよいでしょう。
日本の犬の歴史を顧みると、
古く縄文時代から狩猟のために飼われたといわれ、
家畜の中では最も人間との関係が古い動物です。

古墳時代には埴輪が象られ、中世の絵巻物をひもとくならば、
様々な場面にイヌが描かれ、
近世では、俵屋宗達円山応挙などが可愛い仔犬を得意の題材とし、
美人画では狆(ちん)などが脇役として登場します。

また江戸期には西洋渡来の洋犬の堂々とした姿が、
博物学的興味・風俗的興味から画題として盛んに描かれています。
近代以後もイヌは多くの洋画家や日本画家、彫刻家たちに
題材として取り上げられてきました。』

犬好きな私にとって、たいへん楽しい展覧会でした。
本当に古くから人と犬は親しくあったのだということが、よくわかります。

初めて入った松涛美術館は、
あちこちに凝った意匠が見られ、
特に吹き抜け中央の噴水と、
それを見下ろすブリッジには、驚きました

白井晟一設計の美術館」ということで、
建築の勉強をしている方などが多く見にいらっしゃるとのこと。

6月9日(火)から「中国宮廷の女性たち 麗しき(うるわしき)日々への想い
-北京藝術博物館所蔵名品展-」が始まります。

住宅街に佇む、美術館に、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。