国立新美術館「ルーヴル美術館展」は6月1日までです。

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国立新美術館で開催中の

中世のヨーロッパの考えを受け継いでジャンル分けできなかった、
歴史画 肖像画 風景画 静物画は、
 18、19世紀になって風俗画といわれるようになったそうです。
 
ルーブル美術館から来た80点は、
有名なものばかりではなく、知らない画家の作品の中に、
何気ない感じで、
シャルダン、ミレー、コロー、ドラクロワレンブラントなどの作品がありました。
 
 
風景を書いた初期の画家で、主にローマとかギリシャの風景を描いていたクロードロラン。
 
細かいシワを服に描くのが特徴、服のひだが多いヴァトー。

 
イギリス絵画会で有名なトーマス・ゲインズバラ。

 
油絵の最初の頃の画家ルーカス・ファン・レイデン。

貴族画のフラゴナール
 
 
ル・ナン兄弟

 
18世紀後半に新古典主義の端緒を担ったフランス・ジョセフ・フリービアン

 
16世紀ヴェネツィア派の巨匠、革新的な油絵技法の完成者、ティツィアーノの作品と
フェルメールの円熟期に描かれた<天文学者> も、もちろん素晴らしいです。

 
天文学者は想像してたより小さな作品でしたが、やはりフェルメールは引き込まれます。
ティツィアーノは、ふくよかな女性の白い肌が美しく、本当にきれいな作品でした。
 
そして、この度初めて見たムリーリョ。
ムリーリョはベラスケスに並ぶ技量のバロックの画家です。
光のコントラストが素晴らしく、物乞いの少年の中にある、
神々しい精神が描かれているような気がしました。
 
ムリーリョが見られてよかった・・・今日は私のムリーリョ記念日、ということで、
ランチはサモトラケのニケの展示がある、東京ミッドタウンスペイン料理ボデガサンタリタで。
美術館半券でワインのサービスもあります。
 
6月1日までですので、ぜひお早目にお出かけください。