3月1日までです。「キャプテン・クック探検航海と『バンクス花譜集』展」

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ジェームズ・クックの1768年から約三年に渡る
第一回太平洋航海に同行し、
植物の採集を行ったジョゼフ・バンクスが
準備していた銅板を用いて刷られたものです。
 
1768年8月26日、ジェームズ・クックを艦長とするエンデヴァー号は、
タヒチ島での金星の太陽面通過の観測のため、
イギリスのプリマス港から太平洋へ出帆しました。
 
エンデヴァー号の約90名の船員の中には、
動植物などの自然科学的調査を目的とした科学班数名がおり、
リーダーのジョゼフ・バンクスは、
植物学者ダニエル・ソランダーや
動植物を記録するための画家シドニー・パーキンソンらと、
約3年間の航海で出会った膨大な植物を採集し記録しました。
 
ここで描かれたドローイングをもとに製作されたものが『バンクス花譜集』です。
 
バンクスの名を冠することになったバンクシア(ヤマモガシ科)は、
オーストラリアを代表する植物として70種以上が知られているそうです。
不思議な形で、堅い果皮をともなった果実は、
山火事で熱せられた時に、二つに割れて種子が飛び出すという植物。
目のように見える果実がちょっと怖くて、
展示されているオーストラリアの絵本には、
擬人化されて登場していました。
 
エンデヴァー号の船内を再現したコーナーや、そのセンスや彫刻の技術などで
バンクスたちの心をとらえたマオリ族の作品も見どころです。
 
展覧会オリジナルグッズはメモ帳を購入。
コーナーは園芸ショップのような雰囲気になっていて素敵でした。
 
ランチは併設する松檮テラスで。
 
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