
三木先生の、夏休み集中デッサン教室に参加しました。
デッサンを習うのも高校の美術の授業以来初めて。
お教室に入ると石膏像がズラリ。
デッサンといえば石膏像でしょ、とわくわくしておりましたら、
私の課題はワインボトルでした。

見比べながら描けるように、モチーフは目線上の真横に置きます。
まずは天地を決め、次に中央線を入れます。
実物と同じか大きめに描きます。
モチーフにセロハンを被せたことをイメージして、
形をとっていきます。輪郭をさぐりながら薄く。
練り消しゴムを使います。
見比べながら描いても、なかなか同じ形には描けません。
できるだけ天地は変えずに修正していきます。
形が決まったら、面に沿って縦横にタッチを引いていきます。
このタッチで明暗が作れます。

タッチを入れながらサッピツ(鉛筆型の綿棒みたいなもの)で、こすって影をつくっていきます。
ライトの当たり方をよく見ながら、
明るい部分は2HからHB
中間はBから3B
暗い部分は3Bから6Bの鉛筆を使います。
常にとがった鉛筆を使います。
ガラスの透明感やコルクの質感、ラベルの紙などの、
その材質らしさを
鉛筆で表現できるのです。
私のボトルはここまで。

お隣で描く小学生!!
見るに見かねてか、たまにアドバイスしてくれました。
ありがとう!

二回目はこんなモチーフを。
ワインボトルより、光の当たり方がわかりやすく、
形も簡単そう!と思ったら、
なかなか円錐の幅や横棒の形が決まらず難しかったです。


こんな感じで完成といたしました。


三回目はランプ。
四角だから描きやすいのでは、と思いましたが、
歪んでしまいます。

まだ歪んでいるような気がしますが、これで完成にしました。
集中してデッサンを習いましたが、なかなか難しいものですね。
広告代理店に勤めていたころ、
絵の上手な先輩が、会議などでクライアントに、
「それはこういうイメージですか?」とか言いながら、
ささっとその場で絵コンテを作って見せていました。
「そうそうそんな感じ」「もうちょっとこうかな」
会議が盛り上がるんですね。
盛上がるだけでなく、課題が進む!
仕事が進むと、こちらにもクライアントにも達成感が生まれます。
仕事の理想形だと思ったものです。
どんな仕事でもデッサン力がいかせる場面がありますね。
娘にも就職前に、デッサンを習わせたいと思っています。
次回は、私の周りの素敵な奥様の間で話題の
奥様目線の「デッサンの魅力」をお話したいと思います。
後期夏休み集中デッサン教室も開催されますので、
お時間がありましたらご参加くださいね。