「フェルメール光の王国展」08月20日

 こんにちは、泉ゆりこです。銀座のフェルメールセンターで開催中の「フェルメール光の王国展」に行ってきました。

ヨハネス・フェルメールの全37作品を福岡伸一監修のもと、最新のデジタル技術で「re-create」(リ・クリエイト)=再創作。
フェルメールが描いた350年前の色彩を追求し復元したものだそうです。

複製画でしょ、と思われますか?年代順に並べられたフェルメール作品を観ることは、複製を超えた感動が味わえるものですね。

年代を行きつ戻りつ観るのが楽しいのは、作品の舞台が同じ造りの部屋だったり、黄色いガウンを着た少女が何枚かの絵に登場し違う顔を見せてくれるからでしょうか。(同じ少女のように見えるのですが・・・)

「窓辺で手紙を読む女」(1657)は、左方から光の入る室内にたたずむ女性というスタイルの一番始めのもの作品とされています。このスタイルの作品を見比べてみると、この部屋の雰囲気がさらに伝わってきて面白いです。
ちなみに前方の緑のカーテンが、観る人に覗き見的な魅力を感じさせるのだそうです。

フェルメールといえばウルトラマリンブルー(フェルメール・ブルー)。当時では大変高価で貴重なラピスラズリを原料とした顔料だそうです。
このブルーと黄色を一目見ただけで心は一瞬にしてフェルメールの世界へ。それからゆっくりと細部を見て深く理解したいと思うのです。テーマカラーのインパクトはセルフプロデュースーにも有効です。

今回のお買い物の一つをご紹介!
HABAとコラボした練り香水「デルフトの香り」1260円。
フェルメールの故郷デルフトの街をイメージしたという心落ち着く上品な香りの香り。ローズ、ラベンダー、スィートオレンジをブレンドしたもの。他にも素敵な石けんやコスメティックミラー、香水などのコラボ商品がありました。

28日までですので、まだの方はぜひ!フェルメールを学ぶとともに、フェルメールの部屋を再現した撮影ポイントや、真珠の耳飾りの少女になれるパネルで楽しみましょう。