『自分ができることは全部作品にしてあげないと』12月17日

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こんにちは、泉ゆりこです。
もうすぐクリスマス!今年も恵比寿ガーデンプレイスには、キラキラ輝くバカラのシャンデリアが登場しています。素晴らしいガラス芸術!そして街並みも芸術的な美しさ!大人のクリスマスです。

 芸術家はどのような心持で、制作に取り組むのでしょうか、と思うことがよくあります。

フジテレビの金曜夜11時からの「テラスハウス」という番組を見ていたら、思いがけずに芸術家の気持ちを知ることができました。

テラスハウス(シェアハウス)に住む若者のうちの一人は、東京芸術大学美術学部工芸科で漆芸専攻の男性です。学校で作品を仕上げているところに、東京芸術大学の三田村有純教授がやってきて、このように指導していらっしゃいました。

「ただこういう形ができました、ではなく、自分はこうなんだってことを、 自分が横にいなくても作品自体が語ってくれなくてはいけないんで、自分ができることは全部作品にしてあげないと。時間もそうだし自分の思いもそうだし、情念みたいなものを作品の中に取り込まないと」

そういうことなのね。作品が作者の強い思いを語っているんですね。芸術家の言葉として聞けたことに感動しましたので、おっしゃったままを書いてみました。

湘南美術アカデミーの三木先生も、東京芸術大学美術学部彫刻科の卒業です。定評ある本格的かつ優しいご指導で、絵や彫刻を習いながら、芸術家のお話を伺えるのは技術の習得以上の楽しみがありますね。

テラスハウスがあるのは海のそば、ということで、この番組では湘南のお店や景勝スポットも楽しむことができます。逗子、葉山、茅ケ崎、そしてもちろん藤沢も。