2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

柴田悦子画廊「松谷千夏子展」29日までです。

湘南美術アカデミーの日本画講師松谷千夏子先生の個展「Foregroundー近景ー」が、銀座の柴田悦子画廊で開催されています。 『筆の線と鉛筆の線、どちらも私にとって大切です。ものの輪郭は曖昧で捉えどころがありませんが、無数に引かれた線と意図的な余白の…

横浜そごう美術館「 再興第107回院展」

こちらは毎回 楽しみにしている西田俊英さんの作品 横浜そごう美術館で、 再興第107回院展を見てきました。 院展は、横浜出身の岡倉天心が中心となり1898(明治31)年に創立した日本画の研究団体、日本美術院による日本画の公募展です。 日本画の「今」を…

鏑木清方記念美術館「花咲くよろこび」

人物と植物を一緒に描く際、その調和を大切にしていた鏑木清方。常にスケッチ帳を手元におき、季節の移ろいを、写生していたのだそう。 人物と、人物を彩る植物の、最上の取り合わせ。草花の種類や色合い、大きさにまで気を配った作品は、こうしたスケッチか…

三菱一号館美術館で「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」

ゴシップ写真誌的な内容だったようです。内容も絵もなかなかグロテスク!タイトルを天使が持っているところに、新しさを感じます。 視覚的に情報を得られる、この新聞は大ヒットしたそう。 報道カメラマンの役割ですね。写生を大事にした芳幾の視点と技術と…

東京ステーションギャラリー 佐伯祐三「自画像としての風景」

東京ステーションギャラリーで佐伯祐三の展覧会「自画像としての風景」を見てきました。洋画家の中でもとても有名で、30歳で結核で亡くなったこと、パリの町並みを多く描き、6年ほどの短い活動期間にたくさんの作品を残したこと、それくらいの知識で、とく…